b型肝炎を患っているパートナーや家族がいる場合は、うつるのか心配に感じている場合もあるでしょう。単刀直入にいうと、b型肝炎はうつる病気なので、身近に患っている人がいるのなら注意しなければいけません。ただし、日常生活でうつる可能性はとても低いため、注意すべきことを分かっていれば、感染を怖がらなくてもよい病気だといえます。

b型肝炎は血液を介して感染する

b型肝炎に感染したくないのなら、血液に気をつけなければいけません。他者の血液に触れる状況などないと感じるかもしれませんが、日常で怪我をすることはよくある話で、その手当てをするときに血液に触れてしまう可能性が十分にあります。

もしも、手当てをするのなら、血液中にはウィルスがたくさん含まれているため、ゴム手袋などを活用して直接触らないようにするのがとても大切です。怪我をした人が目の前にいるのなら、駆け寄って即座に手当てをしてあげたいと考えるかもしれません。

しかし、その方がb型肝炎かもしれないため、まずは血液に触れずに済む対策をしてから手当てをしましょう。なお、b型肝炎に感染しているかどうかを、年齢によって判断するのはとても危険です。そのため、知らない子供が怪我をして血を流しているときも、その血液にはウィルスが含まれていると考えたほうが賢明だといえます。

かわいそうという感情が先にきてしまうかもしれませんが、実際にb型肝炎の子供がいることは事実なので、感染したくないのなら対策をきちんと行いましょう。しっかりと気をつければ、血液に触れないようして、手当てすることは十分に可能です。

なお、b型肝炎のキャリアの方の血液が付着するようなものを共用するのも、感染のリスクが高いといわれています。特に、カミソリは感染のリスクが高いので、髭剃りやムダ毛剃りをする場合は、個人専用のものを利用しましょう。

刃を洗えば大丈夫だと感じる方もいるでしょうが、ウィルスのすべてを洗い流すのは難しいので、感染するリスクは残ってしまいます。

ちなみに、同じデザインのカミソリを使っていては、意図しない共用を行ってしまう可能性があるため、それぞれが別のメーカーからデザインの違うものを購入することをおすすめします。

b型肝炎は体液でもうつる

b型肝炎のウィルスは体液にも含まれていて、その中でも精液や膣分泌液には注意しなければいけません。つまり、b型肝炎は性行為でうつる可能性が高いので、コンドームをするなどして、体液に直接触れないようにしましょう。

ちなみに、唾液にもb型肝炎のウィルスは含まれているため、キスでも感染するリスクはあります。ただし、唾液に含まれているウィルスの量は、精液や膣分泌液よりも少ないので、軽くキスをしたくらいで感染する確率はとても低いです。

なお、性行為はb型肝炎だけではなく、いろいろな病気がうつる可能性があるので注意が必要です。HIVや梅毒など、とても厄介な病気もあるので、よく知らない相手との性行為を行わないのが一番でしょう。ちなみに、HIVのウィルスは、b型肝炎や梅毒よりもずっと感染力が低いです。

そのため、うつるような行為をして、HIVが心配になって検査をするのなら、それよりも感染力が高いb型肝炎や梅毒も一緒に調べましょう。

キャリアの方にも協力してもらう

パートナーや家族にb型肝炎のキャリアの方がいるのなら、本人にも周囲に感染しないように心がけてもらうようにしましょう。b型肝炎はキャリアになったからといって、必ずしも不快な症状が起こるわけではありません。

そのため、本人が大したことはない病気だと考えて、感染に関して気を配ってくれないケースもあります。しかし、本人に症状が起こらなくても、b型肝炎がうつった方には重い症状がでるケースがあります。もしも、キャリアの方が感染に関して無頓着なら、そのことを伝えて予防を手伝ってもらいましょう。

特に、子供がいる場合は、キャリアの方の血に触れさせないことを徹底させなければいけません。子供はb型肝炎への感染などお構いなしに、興味本位で血に触ってしまう場合があります。それは大変に危険な行為なので、絆創膏を貼るなどの軽い手当てを子供にお願いするのもやめてもらいましょう。

子供が感染すると、幼稚園や小学校などで他の子供にうつしてしまう可能性があるため、やり過ぎるくらいが丁度よいです。

感染したかどうか不安ならすぐに調べてもらえる

b型肝炎に感染したかもしれないと思っているのなら、医療機関を訪れて調べてもらいましょう。血液を採取して調べるだけなので、大がかりな検査をせずにキャリアかどうか調べることができます。ただし、いきなり訪れても検査を行ってもらえない可能性があるので、事前にb型肝炎かどうかを調べて欲しいと、医療機関に電話で伝えてから向かいましょう。

ちなみに、キャリアかどうかの検査は、一般的な健康診断の検査項目には入っていないため、そちらで肝臓に異常あるという数値が出なかったとしても、b型肝炎の可能性はあります。そのため、疑っているのなら、健康診断の結果で判断するのではなく、b型肝炎専門の検査をきちんとしてもらってから判断しましょう。

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b型肝炎にはワクチンがある

介護や医療の現場では、b型肝炎のキャリアの方のお世話をしなければいけない状況が出てきます。そのような、感染リスクが高い現場にいる方は、b型肝炎のワクチンを接種するようにしましょう。注射するだけで体の中にb型肝炎に対する抗体を作ってくれるため、余計な不安を抱かずにキャリアの方と接することが可能になります。

もちろん、ワクチンの利用は職業で制限がされているわけではないので、パートナーや家族がb型肝炎で、感染を不安に思っている方も問題なく活用できます。もしも、b型肝炎のワクチンについて知りたいのなら、近くで受けられる医療機関を探してみましょう。

ネットなら簡単に探せて、電話番号も分かるため、対応しているかどうかすぐにチェックができます。ただ、b型肝炎のワクチンは一回だけではなく、定められた期間内に三回注射をするので、スケジュールを調整して、問題なく接種できる時期に受けるようにしましょう。

なお、b型肝炎のワクチンの費用やスケジュールなどに関して疑問があれば、最初の診察時にしっかりと教えてもらえます。血を抜くだけの検査とは違って、いろいろな注意点があるため、納得した上で接種することが重要です。